誰かを好きになる気持ちは、

どれも素敵です。

 

それが異性でも、同性でも。

 

でも僕たちはいつからか、

その気持ちに蓋をしてしまう。

 

その気持ちを汚い気持ちだと思ってしまう。

人に見せると気持ちが悪いと思ってしまう。

その気持ちを持ってはいけないと思ってしまう。

 

そんな時があるのだ。

 

「まさか、そんなことないでしょ。」

と思うかもしれないけれど、

そんなことはあるのだ。

 

カウンセリングをしていると、

そういった方にお会いすることがある。

「私、恋愛していいんでしょうか?」

「人を好きになっていいんでしょうか?」

何があったんだろう?

どういう人生を歩んできたら、

何を言われたら、

そのように感じるようになるんだろう?

 

その人生に思いを馳せると、

きっとその前の前の人の人生には、

とても大きな出来事があり、

自分を気持ちを抑え付けられたり、

否定されたり、

そういった心の傷が隠れていることも少なくない。

 

好きな人の話をして、素敵な笑みが出ているのに、

「今、私気持ち悪くなかったですか?」

というその方も、

きっと心に傷を抱えている。

 

いや、それはちょっと正確な言葉ではない。

傷を抱えてしまったんだ。

 

だから僕はそういった方を目の前にすると、

心ちょっと苦しくなる。

大変な人生を歩んできたんだなって。

 

だってそうでしょう?

 

好きな気持ちはだれもが持っていいし、

人に恋するということは、

人生でとても素敵な瞬間であり、

人生が輝き、

心が躍るものなんだから。

 

でも、そうじゃない人もいるんだ。

 

ちょっと想像してみ欲しい。

好きと思っても、

その気持ちに蓋をする毎日を。

 

好きな気持ちがあるのに、

そんな自分を気持ちが悪いと感じてしまう日々を。

 

どんな苦しさがあるだろう。

どれ程の痛みがその瞬間にあっただろう。

 

僕たちは誰だって、

いつだって誰かを好きになっていい。

好きになっていいんだよ。

 

恋をしている時。

誰かを好きなになれた時。

その心の内側にある想いは、

どれも素敵でキレイで輝いている。

 

あなたがどう感じていても、

そうなんだ。

 

だから、今は難しいかもしれないけれど、

そんな自分に許可を与えてあげよう。

 

好きが叶うか叶わないか。

そんなんじゃないんだ。

 

「好きになれた自分」を

いつか誇ってやろう。

 

あなたも僕も誰かを好きになっていいし、

楽しんでいいんだよ。

 

僕たちにはいつだってその権利があるんだから。

著者プロフィール

野川 仁
野川 仁
元引きこもりの心理カウンセラー。現在はカウンセリングをしつつ、講師としも、毎週(土)講義を行ってる。目指すは、「記憶に残らないカウンセラー」。カウンセラーのおかげより、自分の力で前に進めた実感を持ってもらうべく、日々奮闘中。理想への道のりはまだまだ長い!