結構前ですが、「だめんず・うぉ~か~」という漫画が世に出て、

一気に広まりましたよね。

ダメな男たち=ダメンズ

これを渡り歩く女性たち=ウォーカー

確かこの二つを合わせダメンズ・ウォーカーという意味ですよね。

それ以前もダメ男やダメ女という言葉はあったかと思いますが、

よりピックアップされるようになったとように思います。

 

ちなみに興味本位からネット検索してみたところ、

「ダメ男」で検索すると1億3500万件もヒットします。(笑)

 

ちょっと覗いてみると

「ダメンズを好きになる人の特徴」

「ダメ男に引き寄せる人の特徴」

「こんなダメ男には気をつけろ」

「もうダメ男には引っかからない」

とかこんな言葉が沢山出てきました。

 

あ、断っておきますが僕は世のこういった風潮がダメだとか良いとか、

そういうことを言いたいわけでも、

ダメ男と呼ばれる人を擁護したいわけでもありません。

ただ、このような言葉が広まっているので、

それによって自分を責める要因にもなってしまったようにも感じており、

カウンセリングをしているとそういう自分は見る目がないんじゃないかとか、

そういう方とお会いするのでこの記事を書いているのです。

 

その為、この記事は、ダメ男とかダメ女とか一般的に言われそうな人を好きになって、

それで別れてしまった時に、悩むべきは相手であると考えてすっきりと諦めたり、

踏ん切りがつく方がもうそういった方と付き合わないように、

その予防策を書く記事でも、

ダメ男・ダメ女と呼ばれる人の特徴をまとめる記事でもありません。

 

この記事は、そういった人と付き合ったのは「私」であり、

「私のせいである」というような結論に至り、

自分を責めてしまっているあなたに対する記事です。

もしよかったらお付き合いくださいね。

ダメ男・ダメ女を好きになったのは見る目がないから?

さて、これは本当でしょうか?

「私って見る目がないんです…。」

「あんな人だとは思わなかったんです…。」

「いつもあんな人を好きになるんです…。」

「でも私が悪いんです。見極められなかったから…。」

そんな声を聴く時が間々あります。

 

でもそれは本当でしょうか?

僕はそうは思いません。

 

そもそも人は恋をすると盲目になります。

つまり周りが見えなくなるのです。

だから恋をしている間にいくら周りから何を言われても、

反応しないというかできません。

なぜならあなたは、私たちが見えないその人の良い部分を見ているからです。

そこを好きになったあなたは、悪くも何もないわけです。

 

そしてそして、恋愛関係というのは、

そもそも二人の人間がいて成り立つことで、

あなただけが悪いなんてことはあり得ません。

勿論あなたが選んだ人かもしれませんし、

相手もきっと選んでくれたのしょう。
(逆もまたしかり。)

 

でも、相手がダメだということと、

あなたの価値がない、見る目がないということは全く関係がありません。

勿論、それは相手にとっても同じです。

 

相手の存在と、僕たちの存在は別であり、別に存在しているのです。

「そうなんですよね。ただ…ね…。」という声がきっとあると思いますので、

今日はちょっと別の視点でお話をしていきますね。

心にはいろんな部分がある。

別のお話をしていく前に、心について簡単にお話をさせて下さい。

僕たちには、いろんな気持ちがあります。

例えば、怒り、悲しみ、楽しさ、喜び、愛・安心・切なさ・寂しさetc.

このようにいろんな感情がありますし、

いたずらをする自分、

相手を喜ばせようとする自分、

寂しがり屋な自分、

○○が好きな自分、

チャレンジを生き我にする自分、

友情を大切にする自分といったように、

色々な自分が僕たちの心の中には存在しています。

そんな様々な感情や、様々な自分が僕たちの心の中にいて、

それぞれ動いていてくれています。

 

これは、自分の心だけではなく相手も同じです。

相手の心の中にも色んな感情や、いろんなその人がいます。

さて、なぜこのようなお話をしているかというと、

それは「見る目がない」という部分に繋がるからです。

好きになったのは、相手のダメな部分ではない。

では、なぜ様々な感情と様々な自分が心の中にいることが、

「見る目がない」というお話に繋がるのかというと、

あなたが好きになったのは、相手の例えば、、、

「優しい部分」

「思いやりがある部分」

「ユーモアがある部分」

「愛情表現が豊かな部分」

「繊細な部分」

といったような良い心の部分を好きなったからです。

 

大切なことだからもう一度言いますが、

あなたが好きになったのは、そういった相手の心の良い部分です。

 

つまり、あなたは世間一般がダメとする部分ではなく、

それ以外の彼・彼女の良いところを好きなったのです。

 

そして、恋愛を始める時というのは、

相手の良い部分が前面に見えていますし、

ダメな部分は相手も見えないようにしているわけで、

それを見れなかったのは当然なのです。

 

「見抜けなかった。」と言う方がいますが、

それは無理です。汗

だって隠していたのですから。

また、その見抜けなかったダメな部分は、

その人の心の歪を表したほんの一部分です。

それ以外の大部分のその彼・彼女の良い部分を好きになったあなたは、

な~んにも間違っていないのです。

 

そう考えると、僕は個人的に逆に「見る目」があるんじゃないかなと、

そんなことを思うのです。

 

ただ、あなたはこういうかもしれません。

「実は最初からやっぱり分かっていたんだ…。」って。

でもそれでも尚、あなたは悪くはありません。

 

だってそれはその彼の大部分を占めている良い部分を、

他の誰よりもあなたは見つめていたということだし、

その彼の心のひずみを表したその一部分を、

「きっと私なら受け止められる。」

「そして、何とかしてあげたい。」

そんな彼を、彼女を救いたかったのでしょう。

力になってあげたかったんでしょう。

 

結果的にはダメになってしまったかもしれません。

それでも、そんな思いやりを向けられたご自分を、

他の誰かがわかってくれなくっても、

あなただけは分かってあげて下さい。

 

誰かに見る目がないと後ろ指さされても、

あなただけは、今日お話ししたことを覚えておいてください。

あなたはな~んにも間違ってないのだから。

著者プロフィール

野川 仁
野川 仁
元引きこもりの心理カウンセラー。現在はカウンセリングをしつつ、講師としも、毎週(土)講義を行ってる。目指すは、「記憶に残らないカウンセラー」。カウンセラーのおかげより、自分の力で前に進めた実感を持ってもらうべく、日々奮闘中。理想への道のりはまだまだ長い!