恋愛

自分を大切に出来ない時や、

そのやり方が分からな時があります。

 

一生懸命に恋をして、

それに故に沢山傷ついてしまった…。

そんな不器用な方の相談を受けることがあります。

 

一生懸命が故に、周りが見えなくなり、

自分すらも見えなくなってしまう。

 

恋は盲目とは言い得て妙だなと思うのです。

 

以前に相談をしてくれた方もそうでした。

 

沢山の痛みを抱えていましたが、

自分ではもうどうしようもできなく、

心のバランスが崩れていました。

 

そこでまずは、心の安定感を取り戻す取り組みを行った上で、

自分をねぎらってもらう取り組みをしました。

 

椅子を二つ用意して、一つは自分の椅子、

もう一つは痛みを抱えてきた自分として、

目の前の方に、どちらがどちらかを決めて頂き、

その二人の関係性を椅子で表現してもらいました。

 

そして自分の椅子に座ってもらい、

目の前の痛みを抱えてきた自分がそこに座っているとして、

どのように見えるのかを伺いました。

 

するとこのように語ってくれました。

「なんだかとっても悲しそうです。」

「悲しそうで、姿勢はうなだれていて、表情は涙をこらえている感じがします。」と。

 

そしてこのように言葉を掛けました。

「そうですね。悲しそうで、涙をこらえていますね、きっと。」

「そのご自分は、今まで精一杯恋をしてきました。それはきっと今も。」

「それ故に、沢山の痛みを抱えてきました。」

「そんなご自分に掛けてあげてたい言葉を掛けて下さい。」

 

するとその方はこのような言葉を掛けて始めました。

「あなたは本当にバカだね~…。バカだからすぐ周りが見えなくなる。」

「だから傷つくんだよ…。正面から行くから…。」

「でも本当は分かっているんだ。そうしかあなたはできないもんね…。」

「本当は、そういう所も受け止めてもらいたかったもんね…。」

と涙ながらに言葉を掛けられていました。

 

僕たちは、いつだって自分で自分を分かってあげることができます。

人にどんなにひどいことを言われたって、

傷つけられたって、その痛みを受け止める事が出来ます。

大切な人が分かってくれなくても、

自分だけはその思いを分かってあげることができます。

 

そして、その時自然と何とも言葉に出来ないような、

温かい気持ちが心の奥から湧いてきて、

それを言葉にする時、自然と癒しが起こるのです。

 

著者プロフィール

野川 仁
野川 仁
元引きこもりの心理カウンセラー。現在はカウンセリングをしつつ、講師としも、毎週(土)講義を行ってる。目指すは、「記憶に残らないカウンセラー」。カウンセラーのおかげより、自分の力で前に進めた実感を持ってもらうべく、日々奮闘中。理想への道のりはまだまだ長い!